白銀平(2009.7.20)
白銀平(シロガネダイラ)は、以前、物見山と呼ばれていたが、全山岩山であって 春になると岩山特有の紫色のミツバツツジが咲き誇り、崖には馬酔木(アセビ)の白花が新緑に映え、あたかも白銀色の花房を微風に流しているように 見えるところから昭和36年6月に白銀平と命名された。 このあたりは、メジロ、ホウジロなどの野鳥も多く生息しており、4月中旬から5月上旬 にかけて、山々に桜やツツジが満開となり、10月下旬から11月中旬にかけては、全山を染める紅葉をみることができるとこから奥武蔵の自然美を 求めて多数の観光客が訪れている。 ここからは、秩父連山を背にして空気の澄んだ日には、遠く東京の超高層ビルを始め、丹沢山塊、奥多摩、 日光、筑波、上州の山々、関東平野を一望でき、町内随一の展望地点となっている。(日高市設置〈昭和58年3月〉案内板より)
白銀平(2009.7.20)